バイクの免許を取って、初めてのツーリングに出かけるとなれば、楽しみでワクワクが止まらないことでしょう。しかし、まだ慣れていない中で、持ち物で悩んだり迷ったりすることもあるかと思われます。
「何を持っていけばいいんだろう?」
「他に必要な物はあるのかな?」
こういった不安が尽きないからこそ、どんなアイテムが必要なのかを事前に押さえておくことが非常に大切です。
そこで今回は
✔快適なツーリングにおすすめの便利なアイテム
✔修理やメンテナンスに使う用具
など、多角的にご紹介していきます。
ツーリング初心者向け:必需品と便利グッズの選び方
バイクツーリングの持ち物は、絶対に欠かすことのできない必需品に始まり、どんな目的で走るのか、走り方などによってもその内容が変わってきます。
知っての通り、バイクはあまり荷物を乗せられない乗り物だからこそ、持っていくものはよく考えて選ぶようにしましょう。
何を持って行くべき?必需品リスト
- ヘルメット
- グローブ
- ライディングジャケット
- ライディングパンツ
- ライディングシューズ・ブーツ
- プロテクター
- レインウェア
これらのアイテム購入で重視すべき優先度は、以下のとおりになります。
バイクに乗るときの服装は、長袖長ズボンが必須です。
またツーリングをするときには、転倒時の対策として関節を守るプロテクターも必要です。これを満たすために、基本はライディング用のジャケットやパンツを用意しましょう。
便利グッズ:より快適なツーリングのためのアイテム
- クランプバー
- タンクバッグ
- トップケース
- インカム
- レインウェア
必須ではありませんが、用意しておくとツーリングをより快適にしてくれるアイテムもあります。
例えばタンクバッグは、ガソリンタンクの上に設置しておける外付けのバッグです。必要な物をサッと取り出して、使わないときにはしまっておける、非常に便利なアイテムです。
また、インカムもあると間違いなく快適になるアイテムといえるでしょう。友人や知人と一緒に走るならインカムがあればリアルタイムで走りながら話をし続けられます。
バイクに取り付けるべき基本装備
- シートバッグ
- スマホホルダー
- ツーリングネット
- ナックルガード
- エンジンガード
- ウインドスクリーン
バイク本体に取り付けた方が良い基本装備も、色々とあります。
スマホホルダーなどは代表的な装備の1つといえるでしょう。取り付けておけば、スマホの地図アプリを使って行き先をいつでも確認できます。
中でも特に、初心者であればエンジンガードは取り付けた方が身のためかと思われます。
日帰りツーリングの荷物リスト
日帰りでのバイクツーリングは、手軽ということで初心者からベテランまで、多くの方が休日などに取り組んでいるかと思われます。軽装備で出かけられるため、財布とスマホ、免許証など本当に最小限の荷物しか持たない、といったツワモノもいるかもしれません。
しかし、日帰りであったとしても、便利な持ち物を用意すれば短い時間でも充実したツーリングになることでしょう。
そこで、日帰りツーリングで必要な最小限の持ち物や忘れがちなアイテム、万一のための用意などをご紹介します。
最小限の持ち物:効率的なパッキング方法
- 飲料
- レインウェア
- 車載工具
- 財布・スマホ
- 帽子
まず、最低限用意しておくべきアイテムをまとめました。
飲料や財布、スマホなどはコンパクトですが、レインウェアなどは嵩張ります。そんな時のパッキング方法として、シートバッグやタンクバッグ、レッグバッグなどを活用する手段があります。
- シートバッグ…タンデムシートに設置する
- タンクバッグ…ガソリンタンク上部に設置する
- レッグバッグ…ベルトを巻いて足に装備する
バッグそれぞれで特徴や利点がありますが、どれか1つ、もしくは2つを組み合わせるくらいがちょうどよいでしょう。
例えば、シートバッグにレインウェアや車載工具を入れておき、レッグバッグに財布やスマホなどのすぐに使う場面が多いアイテムを入れる、といった分け方ができます。
日帰りだからこそ忘れがちなアイテム
- バイク用ツーリングマップ
- モバイルバッテリー
- スペアキー
その日のうちに帰ってこれる日帰りツーリングだからこそ、ちゃんと用意したいアイテムもあります。
地図といえば最近はスマホのマップアプリを使う方が多いでしょうが、紙のツーリング用マップを用意すれば細かい部分が分からないときなどに重宝します。
また、モバイルバッテリーも欠かせないアイテムの1つです。地図アプリを利用したり、現地で写真を撮ったりといろんな場面で使うことが多い分バッテリーも消耗しますから、ほぼ必須のアイテムとして用意できると良いでしょう。
万が一のために持って行きたい非常用具
- 非常食
- 常備薬
- ファーストエイドキット
ツーリング中の体調悪化や予期せぬトラブルが起きた時の対策用アイテムとして、非常食や常備薬もあると安心です。
頭痛薬や胃通薬など、体調の不具合が起きた際に対応できる薬は山間部などのツーリングに行った際、すぐに手に入れられないことが多い為、事前に用意しておくとよいでしょう。
もしもバイクトラブルが起きた場合、救助を待たなければなりません。そんなときのための非常食として、栄養バーなど携行できる食べ物や飲み物があると安心できます。
さらに、怪我をしてしまった場合にも最低限対応できるファーストエイドキットが役立ちます。ばんそうこうや消毒液など、出血などにも対応できる内容のものを持っていきましょう。
ロングツーリングとキャンプ向けの持ち物
日帰りツーリングでは、身軽さを最優先しつつも最低限必要なアイテムをそろえる必要がありました。
対してロングツーリングや宿泊前提のキャンプツーリングに向かう場合、日帰りとは全く違った用意が必要です。
宿泊する、という点が荷物の内容を最も大きく変える要素なので、十分に先のことをイメージしながら用意をするようにしてみてください。
一泊以上の旅行に必要なバイク用品と装備
- 最低限の着替え
- レインウェア
- サドルorシートバッグ
- USB電源
- ワイヤーロック
一泊以上を想定した旅行とも言えるロングツーリングでは、着替えは必須です。仮に日帰りで温泉に行くくらいだったとしても、下着類やトラベルセット程度は必ず用意します。
長距離ツーリングでは、着替えを含めて荷物が多くなります。リュックを背負えばバッグは必要なさそうに思えますが、ロングツーリングで重い荷物を背負い続けるのは確実に負担です。よって、サドルバッグやシートバッグを用意して、負担にならないよう荷物を分けて入れましょう。
装備類としては、USB電源やワイヤーロックなどが挙げられます。出先で気になるのはやはりスマホの充電でしょうから、走行中に充電可能な電源は必須といってもいいでしょう。
また、旅先での刊行を目的とすることも多い為、バイクから離れた時の安全を想定してロック類も用意しましょう。
この際の選び方としては、
- 鍵を失くして困らないよう、ダイヤル式のワイヤーにする
- 工具を必要とする太さのワイヤーを選ぶ
といった点がポイントになります。盗まれてからでは遅いので、安全を優先して用意してください。
キャンプツーリングで役立つアウトドアグッズ
- テント
- タープ
- マット
- 寝袋・シュラフ
- テーブル
- 椅子
- 焚き火台
- クッカー
- バーナー
- コーヒーセット
- ポータブルバッテリー
キャンプサイトへ行って宿泊するキャンプツーリングなら、テントやタープ、シュラフといった宿泊のためのアイテムを持っていくことになるため、相当大荷物になることは覚えておきましょう。
ここに焚き火台やクッカー、ポータブルバッテリーなどがあると、キャンプをさらにおしゃれで楽しいものにしてくれます。
昨今は折り畳み式でもち運びにも便利、ツーリング用の焚き火台をはじめとしたアイテムも販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
宿泊先での快適さを保つためのアイテム
- 下着など着替え
- レインウェア・防寒具
- コンタクトレンズ等
- カメラ・パソコンなどモバイル機器
- ガソリン携行缶
ホテルや宿など、宿泊施設に泊まる想定であれば、ゆったりと過ごしたいところでしょう。となれば、持っていくアイテムもキャンプツーリングなどとは違ってきます。
宿泊する場合、館内着やタオルなどは備え付けのものを使えますが、下着に関しては自分で用意するのが基本です。
無くても何とかなりますが、旅先での景色をキレイに収めたいならカメラ、何かの作業をしたいならノートPCなども持って行っても良いかもしれません。
バイクの修理とメンテナンス用具一覧
日帰りツーリングの項目の中で、万が一のための非常用具をご紹介しました。
旅先でいつ何が起こるかは、誰にも予想できません。それはバイクという乗り物にも言えることです。
バイクにトラブルが起きた時のことを考えるなら、修理やメンテナンス用の用具もそろえておきたいところです。
緊急時に自分で対応するための基本工具
- プラス・マイナスドライバー
- コンビネーションレンチ
- 六角レンチ
- プラグレンチ
- タイラップ
- ラジオペンチ
- カッターナイフ
バイクの応急処置や部品交換は、車載工具さえあれば大抵はなんとか対処できます。コンパクトにまとめられた車載工具を常備しているライダーも珍しくありませんし、大抵は上記の工具が備わっていることが多いです。
もし手持ちの工具だけでは対処に不安がある、もしくは不可能と判断されるようなことが起きたのであれば、最寄りのガソリンスタンド又はJAFに大人しく頼りましょう。
パンクや故障時に必要な予備パーツと修理キット
- ブレーキ・クラッチレバー
- ヘッドライトプラグ
- クラッチワイヤー
- パンク修理キット
- エアポンプ
ツーリング中に怖いのが、故障やパンクです。ブレーキやクラッチレバーなど、すぐに交換できるパーツが折れたり、ヘッドライトが片方切れた程度であれば、予備パーツを持っていけばいいだけなのでまだ対応は簡単です。
問題はパンクが発生した場合です。運の要素も強いとされていて、例え新品でもパンクする可能性は十分にあり得ます。そんなときのために、修理キットやエアポンプを用意しましょう。
タイヤはチューブかチューブレスかで対応が違ってくるので、それぞれに適した修理キットを活用するのをお勧めします。
タイヤのパンク修理がどうにかなったとしても、空気の問題が浮上します。修理キットにはエアボンベが付帯していますが、より確実に対処したい場合には専用のエアポンプを用意するのがおすすめです。
長距離ツーリング時のバイクチェックポイント
- 燃料
- オイル
- タイヤ
- チェーン
- ブレーキ
- クラッチ
- 灯火類
バイクで長距離ツーリングをする際「ねんおしゃちぇぶくとうばしめ」を確認するという言葉、聞いたことはないでしょうか?
これは、それぞれ上記の9つのチェックポイントの頭文字を取ったものであり、1泊以上するようなロングツーリングでは事前に必ず確認するべきものばかりです。
日帰り程度なら、燃料・タイヤ・ブレーキ辺りをチェックすればよいですが、バイク自体にも負荷のかかるロングツーリングでは細かな部分までしっかり見ておくべきです。
バイクの収納と荷物の積載テクニック
日帰り・長距離ツーリングともにバッグをお勧めしましたが、用意することで旅先での快適さやトラブルへの対処がしやすくなります。
といっても、バイクはもともと積載性が限られている乗り物です。バッグを用意したとしても、持っていけるアイテムの量に限界があるのは変わりません。
そこで、車体やアイテムの整理整頓、バイクへの固定の仕方といったコツについてもご紹介します。
車体のサイズに合ったバッグの選び方
- ネイキッド・アドベンチャー…シートバッグ
- フルカウル・スーパースポーツ…タンク・ショルダー・ウエストバッグ
- アメリカン…サイドバッグ
- スクーター…トップケース
バイクの車体や種類によって、適したバッグの種類も変わってきます。
ネイキッドやアドベンチャーなど、タンデムシートが比較的広めなバイクであれば、広々と使えるシートバッグをそのまま乗せて使えます。
カウル付きやスーパースポーツ系だと、大きなサイズのシートバッグは全体のバランスを崩してしまうので、コンパクトなタンクバッグやライダー自身が身につけるショルダー・ウエストバッグなどが適します。
アメリカンやビッグタイプのアドベンチャーであればサイドバッグがピッタリです。両サイドに設置でき安定性も高いので、長距離ツーリングの際は非常に役立つでしょう。
排気量が小さめのスクーターで積載性を重要視するなら、トップケースが便利です。ヘルメットをそのまま収納でき、走行時もたくさんの荷物を入れられます。
重要アイテムの整理整頓と収納のコツ
ツーリング時、重要なアイテムは頻繁に出し入れします。たくさんの荷物を持っていく長距離ツーリングだと、整理整頓がしっかりできているかも快適さに影響します。
重要なアイテムを含めた各種アイテムの収納のコツを、以下にまとめました。
項目 | 注意点 |
重要なアイテム | シートバッグの前方やタンクバッグ、ウエストバッグ等に収納 |
重たいもの | シートバッグの底に配置し、重心を低くする |
宿泊先で使う物 | バッグの底面に配置 |
鋭利なもの | 保護用袋に入れて他の荷物とは別の場所に収納 |
濡らしたくないもの | 防水袋やビニール袋に入れておく |
かさばるもの | 圧縮袋に収納し小さくする |
シートバッグをベースに、タンクバッグやウエストバッグなど上手に仕分けて収納し、重要なアイテムがストレスなくサッと取り出せるようにしましょう。
重りがかかるアイテムの固定方法
キャンプ用のテントやタープなど、大きなアイテムは大抵重りがかかります。そうした重いものをバイクに積載、固定するためには、ポイントを押さえる必要があります。
今回はテントをバイクに積載するケースを想定して、ポイントをまとめてみました。
- シートバッグ荷室に重いものを入れる
- 荷室上、蓋下に入りきらなかった大きく重いものを挟み入れる
- 蓋上に入りきらなかった軽いものを取り付ける
シートバッグの荷室に入れられるなら、アイテムは入れ切った方がベストです。それでも入りきらなかった場合の次善の策として、蓋下に重いもの、蓋上に軽く重量バランスを崩さないものを配置します。
安全かつ効率的なルート計画
ツーリングに出かけるとなれば、事前にどこを通ってどこへ行く、という計画を立てる人が多いでしょう。
ルート計画を立てるのは効率的に目的地へ向かうためだけではなく、ツーリングを安全なものにするためにも非常に大切です。
初心者でも安心!簡単ルート作成のポイント
- 行ってみたい場所や食べたい場所の選定
- 一番遠くの目的地までの距離計算
- 地図・アプリ上で最短距離・安全なルートの選択
初めてツーリングに行くとき、ルートがしっかり決まっていればそれを頼りにするだけで良いので安心です。
テーマとして、
これらを決めておいて、そこへ向かうためのルートを考えるという流れがおすすめです。
目的地までの距離と休憩ポイントの計算
どこへ行きたいのか、という目的地が明確になったところで、そこまでの距離と休憩ポイントをチェックしましょう。
休憩の回数や走るペースなど、時間のかかり方や使い方はライダーそれぞれですが、まずは一番遠くの目的地までの距離を決めておくとよいでしょう。
初めてであれば、高速道路に乗ることも含めて100~150㎞程度の距離にしておくと、無理なく日帰りで帰れます。
プラスして、その間の休憩ポイントも大まかに決めておきましょう。休憩場所として代表的なのは、
- 道の駅
- コンビニエンスストア
- サービスエリア(高速道路)
この辺りが選ばれます。約1時間ほど走ったら1か所で休憩、といったペースが一番理想的です。
GPSと地図アプリを活用してトラブルを避ける方法
ルートや休憩ポイントを決めていても、本番で完全にその通りに行くとは限りません。
まだ行ったことのない目的地に行くツーリングや、ルートが定かではない場合にはGPSや地図アプリなどを活用して、いつでもルートを再確認できるようにするべきです。
- GoogleMap…検索が多く裏道ルートも豊富
- Yahoo!カーナビ…車のカーナビに似た機能
- HondaGO RIDE…「ツーリングプラン作成」機能でルーティングが可能
代表的な地図アプリなら、1つ用意しておけば仮に道を間違えたとしてもすぐに修正してくれます。
メーカーが出しているアプリでも、お気に入りのプランを作成すれば行きたいときにすぐにルーティングしてくれるので便利です。
身分証と緊急連絡の準備
バイクに乗るならば、ヘルメットや安全のための装備、そして快適な旅のための積載用アイテムなど、アイテムを挙げればキリがないくらいです。
しかし、そんな中でも必ず携帯しなければならないもの…それは身分証です。
また、いつ何が起こるか分からない緊急時用の対策も、この機会に覚えておきましょう。
必ず携帯すべき健康保険証と免許証
バイクに乗って出かけるなら、必ず身分証明ができる書類を持っていくべきです。身分証明書があれば、不慮の事故が起きたときや、体調を崩したときなどにも役立ちます。
まず欠かせないのが免許証。運転するならば必ず携帯しなければならない書類です。
ツーリング中のケガや病気に備えて「健康保険証」の用意も欠かせません。健康保険証があれば、メガをして病院で手当てを受けた時自己負担額を3割にしてくれます。
現地でのトラブルに備えた連絡網の整備
- 事故・転倒の発生…119番(救急車)110番(警察)
- 高速道路でのトラブル…9110
- JAF…0570-00-8139
現地で自他問わず事故や転倒に遭遇したり、他のトラブルが発生した場合には、事前に連絡網を整備しておけるとすぐに対処できます。
基本は119番で救急車、110番で警察につながるので、事故等が発生した場合にはここにかけましょう。高速道路での事故の場合、9110番で道路救急ダイヤルにつながります。レッカーが必要な場合には、既に紹介したJAFを頼りましょう。
加えて「エマージェンシーカード」を用意しておけると更に連絡網を万全に整えられます。
自分の氏名などの情報の他、救急用データとしてかかりつけ医療機関や電話先、常備薬等も書いておけます。
モバイルバッテリーとスマホの充電対策
日帰りツーリングでも長距離ツーリングでも必ず考えることになるであろうポイントが、スマートフォンの充電対策やモバイルバッテリーの有無についてです。
地図アプリなど便利に使えるスマホですが、使い続けているとあっという間に充電が減ってしまったという経験は、初心者ほどありがちです。
そこでモバイルバッテリーが活躍しますが、充電できる容量として「mAh」が用いられます。
参考として、10,000mAhあればフル充電が2~3回ほどできる計算なので、日帰りなら1つ持っていけば問題ないでしょう。
準備期間があるなら、バイクにUSB電源を付ければ安心です。バイクが走る限り充電ができるため、定番のカスタム候補となっています。
「デイトナ(Daytona) バイク用 USB電源」ならandroid、iPhone両方の充電に対応し、ブレーキスイッチに接続するだけで簡単に接続可能。メインキー連動のため、バッテリーあがりの原因となる待機電流消費がありません。
バイク車載アイテムとしておすすめの先進機器
ツーリングでは、今まで行ったことのないところまで、使った事のない道を使って行くというのが醍醐味の1つでもあります。
そんな時、ETCをはじめとした便利な機器を活用すれば、長距離ツーリングでも快適に楽しめるでしょう。
高速道路で役立つETC車載器
高速道路を使ってそれなりに遠方へ向かうツーリングを想定するなら、バイク用のETC車載器の搭載がほぼ必須といっていいでしょう。
ETCの装着には、料金所での支払いが便利になる・割引やツーリングに効果的な情報が提供されるなどのメリットがあります。
バイク用のETC車載器の種類は2種類あります。
- 一体型…全ての部品が一体、価格が分離型より安い、カードの抜き差しが楽
- 分離型…本体、アンテナなどが分離、設置の自由度が高い
それぞれバイクによってどちらが良いかは変わってきます。どちらが愛車に合っているかを特徴を照らし合わせて参考にしてみてください。
長時間ライディングの友、クルーズコントロール
クルーズコントロールは、右手のスロットルを離しても任意の速度のままで走ってくれるというものです。
昨今はバイク自体がハイテクになったことで、ツーリング系のモデルならスイッチ操作でクルーズコントロールが使えるようになりました。
そんな中で、どんなバイクでも使えるクルーズコントロールアイテム「GRANDTOUR アクセレーターロックシステム」が販売されています。
スロットル部分の根元にゴムバンドを取り付けて、本体を装着すれば簡易的にクルコンを搭載できるのです。
アクションカメラで思い出作り
ツーリング先の景色を写真で撮るのも良いですが、せっかくなら映像で残したい…という方におすすめなのが、アクションカメラです。
スポーツ用の映像を撮影するためのカメラで、なかでも高い人気を有しているのが「GoPro(ゴープロ)」です。
防水性・耐久性が高く、旅行や街歩きなどの撮影はもちろん、過酷な環境や激しい動きをともなうシーンの撮影にも対応できるのが魅力です。
ヘルメットや車体にマウントすれば、旅先での思い出の映像を残すとともにドライブレコーダーとしても機能してくれます。
まとめ
バイクで初めてツーリングに行こうとしている初心者向けに、最低限必要なアイテムから持っていくと便利なアイテムまで、色々とご紹介しました。
沢山のアイテムがある分「逆にどれを持っていけばいいの?」となったかもしれませんが、今回紹介したすべてをもっていかなければならない、というワケではありません。
必要な装備やどんな場面でも最低限必要なアイテムをそろえたうえで、日帰りなのか長距離の宿泊なのかなどシーン別で必要な物をそろえていくのがベターです。
誰でも最初は初めてですから、周りに頼れる先輩ライダーがいるならぜひとも知識と経験を頼って準備を進めてみてください。
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