今回は世界で注目されているバイクをお届けします。
最新技術を取り入れた一度は乗ってみたいと思うようなバイク集です。
現時点での最新の情報をお記述していきます。
ARC VECTOR
出典:https://electrek.co
2018年11月にミランのモーターショーにてベンチャー企業のARC(アーク)によって紹介された独特なフォルムのバイクになります。
開発者によれば世界で技術的に最も最新のバイクだそうです。
またバイクは希少な素材で作られており近未来的なフォルムが特徴的です。
開発にあたってエンジニア達は95キロワットの発電機を搭載し、時速100キロまでおよそ3秒で到達、最大時速はおよそ240キロとなります。
1回の充電での走行距離は市街地で270キロ、高速道路では190キロを可能とします。
またARC VECTORは「ヘッドアップディスプレイヘルメット」が採用され、速度やナビゲーション情報などが、ヘルメットのバイザーに投影されます。
また「ハプティクスライドウェア」と呼ばれるライダースジャケットが開発中で、情報を伝達する機能を兼ねています。
例えば、近くの車に反応したり、危険な走行時に情報伝達してくれるといった機能だそうです。
YAMAHA MOTOROID
出典:https://global.yamaha-motor.com
こちらのバイクは、一見SF映画から飛び出してきたようなフォルムになっています。
ですが、現実的に存在するバイクで2017年10月には東京モーターショーにて一般に公表されました。
YAMAHA MOTOROIDのコンセプトは「人工知能を持った未来の電動バイク」だそうです。
バイクはまるで生きているかのように主人と交信することが可能です。
主人の顔を認識したり、内蔵コンピュータビジョンシステムによりバイク本体をジェスチャーで操作可能になります。
例えば、手を振ることでバイク本体を近くまで自動走行させることや駐車場まで向かってきてもらうことが可能です。
また自立バランス制御機能といってオートバイスタンドを上げても倒れず2輪で自立する技術も実現しています。
そして、2018年10月1日には世界的デザイン賞である「レッドドッとアワードデザインコンセプト2018」にて「ルミナリー賞」を受賞しました。
日本企業では初の賞となったのです。
Harley Davidson 2020 LIVEWIRE
出典:https://wired.jp/
2019年1月にラスベガスのコンシューマーエレクトニックショーにてアメリカを代表するメーカーであるハーレーダビッドソンが大きな発表をしました。
メーカーが過去数年間かけて開発してきた電動バイクの予約販売を開始すると発表したのです。
LIVEWIRE 2020は高いパフォーマンス力を発揮し、時速100キロまで到達するまでに僅か3.5秒しかかからないのです。
電気を動力とすることから多くの人がその容量が気になっているかと思います。
BMWいわく、走行距離は1回の充電で約177キロ走るとのことです。
また、走行中はクラッチをしたりギアを変える必要がなく、アクセルを回せばパワーを出します。
またフォルムはクラシックな型をしています。
NERA E-BIKE
出典:https://www.youmagazine.gr
2018年11月にドイツの3D印刷工場の「BigRep」が電動バイクを開発しました。
名前である「NERA」は新時代という意味の「New Era」から取ったそうです。
このバイクのすごい所は、世界初の各パーツが3Dプリンタで印刷されていることです。
もちろん、バッテリーや電動モーター、ヘッドライトなどは技術者が取り付け作業を行います。
印刷された部品の中には独特な設計を持った、ホイールも含まれています。
このホイールが特徴的で走行中にライダーの重量を受けて僅かに形を変えるそうなのです。
全長は183センチで重さは60キロとかなり軽量型のバイクです。
しかし、現段階では販売の兆しは無く、いつ大量製造に行きつくのかは明らかではありません。
未だ世界には1台しか存在しないそうです。
BMW LANDSPEEDER
出典:https://revivalcycles.com
こちらのバイクは世界に1台しか存在しないバイクです。
アメリカはテキサスのリバイバルリサイクル工場の技術者によって組み立てられました。
このオリジナルバイクの元となったのは、クラシックなBMW R107です。
細長いホイールベースと低い位置に取り付けられたエンジンを持ちます。
今後のこのバイクが量産されることはないでしょう。
なぜなら、このバイクは技術者や工場の専門家達がほとんどの部品を手で作ったからです。
まとめ
いかがでしたか?世界の最新バイクをメインに紹介しましたが、世界に1台しかないバイクも存在します。
はたして販売生産される日はくるのでしょうか?
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