皆様は乾電池運用のETC車載器をご存知でしょうか?
自主運用とも言いますが、本来車やバイクのバッテリーから電源をとってきて動作させるETC車載器を乾電池でも動かせるようにしちゃおう、というものです。
ETC車載器は12v~24vの電圧があれば動作するので、9v乾電池を2個つなげて動作させることができます。
乾電池運用ETCのメリット

https://heim.jp/
では乾電池運用のETCを使用することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
その1.ETC割引を受けることができる
バイクは車と違って1人で乗るものなので、高速道路に乗った際に高速料金をみんなで割り勘ということができません。
それなのにも関わらず、バイクの高速料金は軽自動車と同じ値段になっています。
そもそも高速料金というのはその高速道路の使用料であって、例えばトラックであれば高速道路に与えるダメージも大きく補修費用を減価償却で考えると普通乗用車などと比べ割高になってしまいます。
それと同様に普通自動車よりも軽くて小さい軽自動車は高速料金が割安になっているのですが、軽自動車とバイクで料金が同じとは許せない!と思います。
ただ、ここは文句をいってもしょうがないのですが笑
補足ですが、バイクの高速料金値下げについてはバイクメーカー4社を中心に以前から交渉されているので、いつか値下げされる時がくるかもしれません。
さて、話はそれてしまいましたがバイクで高速道路に乗るというのは料金が高く、
例えば遠くへツーリングへ行くときでも費用を考えてやっぱりやめようかなと思ってしまいます。
そんな時にオススメしたいのがETC割引を受けることです。
ETC割引は休日に高速に乗ると30%割引になったり、地方によってはETCのみ高速料金無料の区間の箇所もあります。
5年ほど前には、休日全区間50%の割引や上限1000円などの社会的実験もありました。
ETCを使って高速に乗るというのはそれくらいお得なのです。
詳しい割引率などについては以下サイトをご覧ください。

その2.取り付け費用が安い
4輪の自動車だと最近の車は最初からETCがついていることも多いですし、ついていなくてもシガーソケットから給電するタイプのETC車載器がヤフオクで売っているのでそこまで取り付けに費用がかかりません。
しかし、バイクでETCを取り付けるとなると別です。
バイク用のETC車載器は振動や雨風にさらされる可能性があることから普通の車載器とは別で決められたバイク屋でしかセットアップと取り付けができません。
そうなると、バイク屋に頼むしかないのですが例えば2輪館の費用を見てみましょう。
- 本体価格:19,980円
- セットアップ料金:2,700円
- 取付工賃:12,000円
これら合計で34,680円もします。
今はETC助成があるのでもうちょっと安くなりますが、これらの他にも取り付けステーなどの購入が必要なことも考えるとやっぱり高いです。
一方、後ほど紹介しますが乾電池駆動するようにチューニングされているETC車載器を購入すれば15,000円程度で済みます。
その3.盗まれない
上述の通りバイク用のETC車載器は高いので盗まれる可能性もあります。
もちろんETCカードを挿しっぱなしになんてできませんので注意が必要です。
その分ETC車載器は本体を持ち運ぶことを前提に作られているので盗まれたりする心配はありません。
その4.バイクを乗り換えても大丈夫
ETCをバイク屋で取り付けてもらった場合、そのバイクを売る時は一緒に売ることが多いと思います。
そうなると、新たにETCを付けたい時はまた同じ金額を費やしてETCを取り付ける必要がでてきます。
しかし、乾電池運用のETC車載器ならバイクを何台乗り換えても問題ありません。
なんなら、友達のバイクや知り合いのバイクに乗った際もETC割引を受けることができるのです。
乾電池運用のETC車載器の入手方法
乾電池駆動するようにチューニングされているETC車載器の入手方法は2つあります。
1つは自分でETC車載器を購入し、カスタマイズする方法。
もうひとつはすでにチューニングされたものを購入する方法です。
以下サイトで乾電池駆動のETC車載器が販売されています。
自主運用(乾電池ETC)についてのまとめ記事もチェックしてみましょう!
コメント