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高速道路渋滞ランキング!原因はなぜなのか・回避方法も解説!「東名高速がヤバイ」

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2020年度版の高速道路の渋滞のワーストランキングを紹介。東名高速・中央道・東京外環道・近畿道はなぜ渋滞が起きるのか原因と回避方法も考察。今後渋滞緩和の工事予定はあるのかまとめていきます。

では、渋滞という状態について軽く述べてきたわけですが、国土交通省では毎年、これら定義に則って各地の道路における渋滞状況を記録した統計を発表していますのでまとめていきます。今回はその中の資料である「渋滞ランキングワースト10」までを見て、各区間を詳しく分析していきたいとおもいます。

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高速道路渋滞ランキング

こちらが現在の最新データである「2019年」の渋滞区間ワースト10になります。

【1位】東名高速/上り/海老名ジャンクション~横浜町田
【2位】中央道/上り/調布~高井戸
【3位】東名高速/上り/東名川埼~東京
【4位】東名高速/下り/横浜町田~海老名ジャンクション
【5位】東名外環道/内回り/外観三郷西~草加
【6位】東名高速/上り/御殿場~大井松田
【7位】東名高速/下り/大井松田~御殿場
【8位】近畿道/下り/摂津北~近畿吹田
【9位】東名高速/下り/厚木~秦野中井
【10位】東名高速/上り/秦野中井~厚木

 

何を隠そう、10位以内の内7個もの枠を「東名高速道路」が占めているという状態になっています。昨年に限ったことではなく、国土交通省のサイト上で確認できる2016年までのデーターでも、東名高速道路が圧倒的上位を占めている状態です。

では、渋滞ワーストランキングの道路別に回避方法や今後の施策についてまとめていきたいと思います。

東名高速自動車道の渋滞の原因はなぜ?

先程のランキングにある区間は東名高速道路といっても掲載されているのは、東京・神奈川のエリアだけで、他の静岡・愛知の区間は掲載されていません。

要するに、静岡や愛知はそこまで渋滞がひどくないって事?走行台数が少ないからじゃないの?

それも要因の1つとして挙げられますが、他にも静岡や愛知区間とは異なっている点があります。ご存知の方も多いと思いますが、東名高速道路の静岡区間の大部分・愛知区間は「新東名高速道路」が並行しており、ダブルネットワークとして互いの機能を補完し合っています。新東名高速道路の開通効果は絶大で、静岡区間おいては渋滞が90%以上も減少したというデータもあります。

一方で神奈川区間と東京区間は、交通量が多いにもかかわらず並行ルートである新東名高速道路は未だ未開通、もしくは整備予定が無い状態となっています。

新東名高速道路は現在の予定では、2023年度に御殿場ジャンクションから海老名ジャンクション間が開通し、全線開業となる予定です。

先程のランキングで言うと、

  • 6位の御殿場から大井松田までの上り線
  • 7位の大井松田から御殿場までの下り線
  • 9位の厚木から秦野中井までの下り線
  • 10位の秦野中井から厚木までの上り線

が並行しますので、これらの区間は新東名高速道路の開通によって交通が分散され、渋滞も大きく減ることが期待できそうです。

でも残りの1位海老名ジャンクションから横浜町田までの上り線、3位の東名川崎から東京までの上り線、4位の横浜町田から海老名までの下り線は並行しないままじゃないの?

3位の東名川崎から東京までには「東京料金所」があり、ここでスピードが落ちる事、東京インターで接続する環状八号線が渋滞の名所であり、そこでの出口渋滞が考えられます。

1位と4位の区間には途中「大和トンネル」という約300m程のトンネルうがあるのですが、個々の付近は下り坂からの上り坂に転ずるサグとなっている事、トンネルに入って照度が落ち、減速する車が多い事から渋滞が多発するポイントとなっています。

東名高速道路の渋滞の回避方法は?

東名高速道路の渋滞を回避する方法は無いの?

先程も述べたように、新東名は建設中であり、まだ完全な並行ルートが確立されていない事、そして海老名南ジャンクション以降はそもそも新東名高速道路の延伸が計画されていないことから、なかなか回避するのは難しい状態です。

御殿場から東富士五湖道路を通って中央道に抜けたり、大井松田で一度降りて小田原厚木を利用すると言った方法もありますが、前者は接続する中央道も混雑が激しい事、後者も結局は東名高速道路に接続しますし、一度高速道路を降りて料金も複雑になることから、わざわざ選択する車は多くないでしょう。

ただ、新東名高速道路の建設以外にも大和トンネルで拡幅工事が行われており、2020年度中には現在の上下六車線から八車線になるようですから、それでどれだけ効果があるのかが注目されるところとなっています。

・3位の東名川崎から東京インター間は?

こちらでも東京外環道の建設が進められていおり、東京インターを回避する形でジャンクションが設けられる計画となっていますから、杉並・練馬方面に向かう車の流れは大きく変わるでしょうね。

 

どの区間も今の段階では大きな効果がある回避方法は無さそうだけど、将来的には抜本的な改善が見込めるって事だね。

中央自動車道の渋滞の原因はなぜ?回避方法は?

中央自動車道は調布から高井戸の上り線か、中央道の終点の区間です。データーを見るとこの区間は特に、朝夕のラッシュ時に渋滞が多発しているみたいです。

調布からの上り線は混雑緩和の為3車線に拡幅されているんですが、それも途中の三鷹料金所で終わってしまうため、合流時の渋滞が発生しやすい状態となってしまっています。さらにはサグやカーブも多く、どうしてもスピードが低下しやすい条件が揃ってしまっている区間となります。

中央道自体がもともと二車線で渋滞も激しいし、どうしようもないのかな?

三鷹料金所付近では外環道の接続工事が行われていることから、将来的にはそちらへの分散が期待できます。さらに最近では中央道と並行する主要道路である「東八道路」が開通したので、こちらも合わせて使うと渋滞を回避しやすいかもしれません。ただラッシュ時は東八道路や甲州街道も凄く混むのが現実です。

結局はラッシュ時をうまく酒て使うのが最善策なのか。

東京外環自動車道の渋滞の原因はなぜ?回避方法は?

続いては、渋滞ランキング5位の東京外環道の外観三郷西から草加までの内回りの紹介です。

外環道は2018年に三郷南インターから高谷ジャンクションまでの「千葉区間」が開通し、千葉方面から東北道、関越道方面に向かう車の流入が一気に進むようになりました。そのなかでもここは常盤道と接続する三郷ジャンクションの隣にあり、常盤道方面から合流してくる車も多い事から、予想以上の交通量となり、現在では渋滞多発区間となってしまっているようです。

千葉県区間の開通だけで、新しい渋滞ポイントが出来てしまったって事?

データを見ても、未開通だった2017年以前はランキング圏外だったので、本当に一気に交通量が増加したことが伺えます。さらに将来的には地域高規格道路である「東埼玉道路」が途中の「草加八潮ジャンクション」で接続する予定となっており、仮に今のまま開通すれば、混雑に拍車をかけてしまう事は容易に想像できます。

何とかならないの?

この辺りは、外環道建設時にひと悶着あった地域ですし、仮に拡幅工事を置こうなうとしても難航する事が予想できます。正直、ランキングトップ10の中で、最も改善が難しい区間なのではないでしょうか。外環道は人口密集地帯を通り、ルート的にも首都圏三環状の一角を担う重要な道なわけですから、予め上下全線六車線で造っておけばよかったのにと思います。

近畿自動車道の渋滞の原因はなぜ?回避方法は?

最後に紹介するのは渋滞ランキング8位の近畿自動車道の摂津北インターから吹田インターまでの下り線がランクインしている状態となっています。

近畿道はほぼ全線六車線となっていますが、この摂津北から吹田までの区間に関しては上下四車線となっています。この区間が四車線となっているのは、1970年大阪万博に合わせる形で造った古い道であることなどが要因なのですが、中心部を避けるように大阪の北と南を結ぶ近畿道は交通量も多く、この区間はボトルネックとなってしまっています。

阪神高速を利用して市内中心部を抜ける方法もありますが、料金形態の違いから一般的ではないでしょうし、そもそも阪神高速自体も渋滞が激しいから、なかなかうまい回避方法は無い状態です。

一般道に目を向けても、近畿道の下には大阪中央環状線という道路があるものの、こちらも交通量が多い上に信号もそれなりにあり、高速道路の完全なる代替路とはなりえない形となっています。

じゃぁ、いい回避方法は全くないんだ?

そんなこともなくて、将来的には阪神高速2号淀川左岸線が途中の門間ジャンクションに接続する予定となっています。この道は大阪第二の環状線である「大阪都市再生環状道路」の一角を担い、神戸方面中には淀川左岸線を通ってアクセスできるようになることから、近畿道の混雑緩和も期待できます。感性予定は2032年度とまだまだ先ですが、期待できますね。

渋滞の歴史や定義は?

渋滞とは交通施設の処理能力を超えた胴体の流入によって移動速度が低下することを指し、主に道路交通において使われているワードです。

朝夕のラッシュ時や休日午前中の下り、午後の上りなんかは需要が一気に高まるから、道路が混んで大渋滞になることもあるよね。

歴史も長く、例えば古代ローマの時代には馬車の台数が増えて都市部が混雑したり、11世紀頃のベネチアでもゴンドラの数が増えて運河が混雑したりと、様々なものとなっています。

危険全の時代から渋滞があったのか!

近代になって自動車が普及してくると「渋滞」は世界的な問題となり、特にバンコク・ジャカルタ・メキシコシティーは世界三大渋滞都市と言われるほど、ひどい渋滞が日常的に起きています。

この三都市以外にも、交通網が脆弱な途上国の都市部を中心に、ラッシュ時はひどい渋滞が発生しているよね。

日本における定義は、

  • 一般道が走行速度20キロ以下になった時
  • 高速道路は走行速度40キロ以下になった時

を基本的には「渋滞」として扱っています。

ただ、首都高は20キロ以下、阪神高速は30キロ以下を渋滞として定義しており、細かいところはそれぞれの道路の特性によって分けられています。

一口に渋滞といっても、道路の構造次第でもあるって事なんだ。

まとめ

改めて、渋滞が多い区間を見てみると、やはり何かしらの原因があることが分かりました。対策を講じようとしている箇所も多いし、将来的な改善に期待しましょう。

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