バイク乗り平均年齢が上がり、昔はいくら腕があっても動体視力や筋力が落ち、当然現在の速いSSや重いリッターバイクが乗りにくくなっている中高年ライダーに向けての「上がりバイク(人生最後のバイク)」を紹介していきます。
60代以降の中高年ライダーが最後にどんなあがりバイクを乗るのが無理なくバイクライフを楽しめるの考察していきたいと思います。
もちろん、運転スキルと体力を持っているライダーはそれなりのバイクに乗れば良いと思いますが、このバイクなら70歳になっても楽しく乗れるだろうというバイクをセレクトしてみます。
では、早速詳細を見ていきましょう!
【10位】Kawasaki バルカンS
車重が229kgあるので軽くはないのですがかなり低重心で低いシート高があいまって足つき性もかなり良好なアーバンクルーザーです。
ハンドリングもかなり軽快でパワー特性も相当素晴らしいバイク性能で、メガスポーツなど乗っていたライダーにもお勧めできるバイクです。
普段はゆっくり走っているけどパワーのないバイクは好きでないという後年ライダーには最適だと思います。
【9位】Honda NC750S DCT
見かけはかなり地味ですがライダーにとってはDCTのお陰でかなり省エネ運転できるのが好まれる要因の1つであるバイクです。
6000回転から上は頭打ちになってしまう中低速エンジンですが中高年にとってはこのくらいのパワーで十分でしょう。
車重が228kgありますがシート高もそれほど高くなく低重心なので比較的楽に乗れるはずです。
形が気に入らなければXというモデルもあるのでそちらも選択肢の1つになるはずです。
飛ばし屋ライダーだった方もまったりライダーだった方もきっといい「上がりバイク」になるでしょう。
【8位】Kawasaki Ninja400
250kgの車体でありながら400ccのパワーを誇る事で有名なバイクになります。
特におすすめのライダーはズバリ元SS乗り、もしくは現在SSで飛ばしているライダーです。
理由はアクセルワイドオープンで峠で飛ばすにはこのくらいのパワーが限界だと思うからです。
特に60代以降では動体視力も衰え200馬力のバイクなど公道では扱いにくいものですが、Ninja 400なら大丈夫です。
車重も計量なのでゆっくり走っていても楽しいバイクですね。
【7位】Suzuki Vストローム250
車体はそれほど小さいバイクではありませんが、足つき性も比較的良好で、パワーもそれほどないので「上がりバイク」になりえる車両の1つです。
車検が要らないというのも1つの魅力ですが前から見ると、650とそれほど違いがないため見た目を重視する「上がりバイク」でもあります。
またこのバイクを選ぶライダーは旅行好きやキャンプを趣味にしている中高年も選択するバイクとしては最適と言われています。
私なら、パニア仕様にして老後の遊び道具にしたいと思います。
【6位】Honda レブル250
若者にも人気があり見た目もカッコいいバイクです。
ただ、中高年にとってこれほど乗りやすいバイクも中々存在しないかもしれません。
とにかく足つき性が異常なまでに良好で車体も軽いので立ちコケしてもきっと大丈夫でしょう。
もちろんパワーも適量で足に使うのもいいバイクです。
スタイルに好き嫌いが別れるタイプのバイクではありますが、体力衰退した70代でも乗れるはずです。
【5位】Yamaha セロー250
このバイクほど行動範囲が広くとれる「あがりバイク」は他には存在しないでしょう。
チューブレスタイヤなのでパンクの心配もありません。
街中から山の中までどこでも行けますし、車重も軽くパワーも適量なので、様々なバイクに乗りつくした最後のバイクになるかもしれません。
Vストロームとの違いはやはり高速道路を使って距離を稼ぐ乗り方をするのであれば、Vストロームに軍配が上がります。
【4位】Honda CB125R
体力がかなり落ちて重いバイクを乗りたくないが、ギアー付きが良いというライダーにはピッタリのあ「上がりバイク」です。
もちろん加速は所詮、125cc短気筒なので期待できませんが、車体剛性が高く127kgの軽さと相まって気持ちいい走行フィーリングです。
軽いツーリングも普通にこなせるので恐らく70代でも気楽に乗れるはずです。
【3位】Honda Cub C125
伝統的なスタイリングに非常に軽い車体、そして程よいパワーを持ち合わせています。
これならきっと体力がなくても乗れそうですね。
最終的にはやはり125ccくらいが一番使いやすいのかもしれません。
【2位】Kawasaki W800
エンジンスペック的にはNC750と同等のパワーですが正直これほどゆっくり走っていて楽しいバイクは現状販売の中では知りません。
また、見た目のメッキパーツの美しさも素晴らしくパーケージングの上質さは流石Kawasakiといった印象です。
ただ車重が226kgあるので多少の体力がないと老人ライダーの押し歩きは無理があるかもしれませんね。
【1位】Honda ハンターカブCT125
エンジン出力がC125より0.9馬力下がりエンジンがより低速トルク重視に変更になりましたが、それでもこのデザインやコンセプトはまさに「上がりバイク」の代表と言えるでしょう。
きっとこのバイクなら持っているだけで所有感も満足ですし、使い勝手も体力や動体視力が落ちたライダーでも無理なく走行できるはずです。
まとめ
Hondaが自立するバイクの開発も行っていますが、やはり見た目や乗り心地などこだわりを持つことが楽しみでもあります。
「上がりバイク」に関する意見は人それぞれですが、やはり動体視力や気力、体力が衰えてくる60代以降何らかの「上がりバイク」の想像は考えていると楽しいものですね。
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