乾電池運用のETC車載器を使ってバイクでETCゲートを利用する方法と注意点です。
- 乾電池運用のETC車載器は基本的にETCゲートを通る時だけ電源を入れます。
- 電源を入れた後、ETCカードがセットされているかを確認し、スタンバイのランプが点灯していればOKです。(車載器による)
- そのままETCゲートを通り抜けましょう。
では、もう少し詳しく解説していきます。
どこで電源を入れる?
まずは高速に乗る前ですが、私は下道の段階で一旦停止しETC車載器の電源を入れ作動の確認をしています。
確認後はそのままカバンの中にETC車載器を入れ、ゲートを通過します。
ゲート通過後は安全な場所を探し一旦停止し電源を落とします。
赤信号となっているゲートの前などでも良いと思いますが事前にしっかりと確認しましょう。
高速を降りる時はインターチェンジによっては一旦停止する場所を慎重に選ばなければいけません。
多くのインターチェンジでは2箇所以上のゲートがあり道幅も広くなっているので路肩によれば安全に停止することができます。
高速道路の途中よりはインターチェンジの近くの方が減速しているので安全だと思います。
また、退避所などもあるのでそこを使用するのもよいでしょう。
ETC車載器はどこにしまっておく?
カバンの中や服のポケットでいいと思います。
電波がしっかりと届くか気になる場合、車載器は上方向へ電波を発していますのでできるだけ車載器を水平状態にしてゲートを通行しましょう。
ビックスクーターなどハンドル下部にポケットがあるタイプのバイクもありますが、振動などを避けるためやめておいた方が安全です。
ETCゲートが開かなかった場合
車載器の不具合でETCゲートが開かなかった時、車の場合は一時停止し係員の誘導に従います。
しかし、バイクの場合はそのまま通り抜けましょう。
バイクで一時停止をしてしまうと、後続の車に追突され非常に危険です。
ETCゲートのバーは踏切のように完全にゲートが遮断されているわけではなく、中央にスペースが開いています。
画像では狭く見えますがサイドカーでもついてないかぎり通れますので安心してください。
バーを避けたあとは、安全な場所で一時停止し、係員からの指示を待ちましょう。
開かなかった時の表示
4輪STOP停車
2輪ETC退避
というような表示が出ます。
ただ、初めてETCゲートをバイクで通行する時などこの表示を見逃してしまうこともあります。
実際私は何度も乾電池駆動のETC車載器を使って高速道路に乗っていますが、その中でも一度だけ電池が切れてしまってうまくETCを感知してくれなかったことがあります。
しかし、その時は私も油断していてETCゲートの表示を見ていなかったため、エラーが出たかどうかわからなかったためそのまま高速道路を通行してしまいました。
運転中に警察に止められるなどということは何もなかったのですが、やはり高速の降り口でETCのエラーが出ました。
電車でIC磁気券などを使用しているとたまにありますが「入場記録がありません」ってやつです。
ただそこで、係員に事情を説明することでしっかりとETC割引後の料金で高速を降りることができました。
ETCゲートというのは通過した車両や時間などを全てカメラで把握しています。
もし、高速の入口でエラーがでたかもしれないと思ったときは、高速道路に乗ったインターチェンジの名前と通行した大体の時間を把握しておくことで後の確認がしやすくなると思います。
ETCゲートでエラーがでても構わず高速道路を降りたが何も問題なかったという話を聞いたことがありますが、もしかしたら1度だけ見逃されている可能性もありますし、これは犯罪行為です。
気になる点があったら必ずその道路を管理している管轄に連絡をしましょう。
例:首都高速道路で不正通行をしてしまった場合
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