乾電池で動くバイクETC車載器とは?
2020年自主運用ETC車載器まとめ

札幌市に都市高速計画が無い理由は?創成川通地下トンネル案とは?

札幌市、都市高速、ない、創成川通高速道路情報

五大都市の中で唯一北海道の札幌に都市高速がない理由を解説していこうと思います。

札幌市についての解説も踏まえて紹介していきます!

では、早速詳細を見ていきましょう!

札幌市について解説!

道央地域に属するこの自治体は北海道の道庁所在地であり、政治的な中心地であるほか、経済的にも文化的にも、北海道の中心的な存在である街です。

北海道の地方部は過疎化に悩まされている一方で、札幌へは人口が流入し、一極集中が進んでいるって聞いたことがある!

人口も約195万人ともちろん道内最大で、この数字は日本全体で見ても5番目に大きい数字となっています。

それだけ沢山の人が生活圏にしているってことだね。

このようなことから、東京・大阪・名古屋・福岡と合わせて、日本の五大都市として扱われることも多いです。

市域も広大であり、政令指定都市として現在は10個の行政区を設置しています。

中央区

まずは市の中心地である中央区は道庁や市役所を始めとする行政機関で

  • 札幌駅
  • 大通公園
  • すすきの

と、いった道外にも広く知れ渡っている様々な有名施設まで、ありとあらゆるものがあるのがこの区です。

まさに中心って感じで、札幌観光の拠点にもなっているよね!

豊平区

お次が豊平区で中央区から見ても豊平川を挟んだ反対側に位置しており、閑静な住宅街が広がっています。

因みに、「BOYS BE AMBITOUS」という名言で有名なクラーク博士の銅像は、豊平区にある「羊ケ丘展望台」に設置されていたり、野球やサッカーが行われる札幌ドームも豊平区に所在しています。

清田区

お次は清田区で市内で唯一鉄道が通っていない区であり、人口も一番少ない場所となっています。

区の南部は自然豊かな森や山が広がっているよね!

関西の方なら、奈良県のような感じだと思ってくれれば分かりやすいかもしれません。

厚別区

次は、厚別区で10区のなかでは最も面積が小さい区ですが、新札幌副都心を中心に栄えている場所です。

厚別区は江別市と北広島市とまたがってある「野幌森林公園」は、大都市近郊としては珍しく、まとまった森林が残存している場所として貴重な存在になっています。

馬車鉄道があったりと、道外の人にはあまり知られていない、隠れた観光地にもなっています。

白石区

次は白石区で住宅街が広がるこの区ですが、JR線や市営地下鉄、バス、そして高速道路や国道など、様々な交通ルートがある大変便利な街となっています。

東区

次は東区は札幌駅の北東側にあり、丘珠空港やサッポロビール園など、様々な施設が区内に存在する場所となっています。

学校なんかも多い区なんだよ!

北区

次は北区でブーメランのような独特の形をした区内には、北海道大学がある札幌駅北口エリア、新琴似エリア、あいの里エリアなど、様々な場所で多くの人が生活しています。

因みに、北海道大学は日本で一番敷地面積が広い大学と言われていますが、それは札幌キャンパス以外にも道内に様々な所有地を持っているからなのです。

手稲区

お次の手稲区はさらに西に行けば小樽市というこの場所は、平成元年に西区から分離した新しい区です。

ここは札幌の免許センターがある場所だね!

西区

お次は西区ですが区域の三分の二が森林地帯となっている自然豊かな場所で、琴似や発寒が中心街的な街です。

南区

最後は南区ですが見ての通り面積は市内最大で、札幌市の約60%は南区となっています。

定山渓温泉は北海道の温泉地として結構有名ですよね。

五大都市の中で唯一都市高速がないのは札幌市だけ!

札幌がどれだけ大きな町であるかはなんとなくお分かりいただけたかと思いますが、実は札幌という街にはあるものが唯一ないんです。

本題ですが、都市高速がないのです。

先述でも述べた通り日本の5大都市の中で唯一、都市高速が設置されていないのがこの札幌という街なのです。

都市人口的に言えば名古屋とも近く、周辺の自治体を合わせた都市圏も決して小さなものではありません。

そう考えると、都市高速が無いは不思議だね!

参考までに、名古屋の都市高速がこんな感じで、都市環状線を中心に、東西南北全てに路線が伸びています。

南北路線はダブルネットワーク化もされていますし、環状線も名古屋高速ではないものの、名二環や東海環状道といったネクスコ管轄の道が有って、充実したネットワークが構築されています。

流石!自動車大国愛知県の県庁所在地だね!

脱線しましたが、この札幌市の地図では都市高速を含めた高速道路は赤色の線で示されていますが、やはり札幌の中心部にはありませんね。

市の南側から札幌ジャンクションでは方向を変えて、東側に向かう道央道が、札幌ジャンクションから

  • 伏古
  • 北34条
  • 新琴似
  • 発寒

といった街を抜けて、手稲や小樽、そしてその先の余市や倶知安方面に接続する札幌道が通っていますが、あくまで中心部の近郊エリアを通っている形で、札幌の中心部である中央区方面に向かうには一般道を経由しなければいけなくなっています。

道央道を使えば新千歳空港や旭川、夕張なんかの街にも簡単にアクセスできるので、中心部だけ高規格道路が整備されていないのは、確かになんだか少し妙な気もするね!

札幌市に都市高速が無い理由は?

では、一体なぜ都市高速がないのでしょうか?

それには都市特有の「深い事情」があったのです!

では、札幌と言えば何を思い浮かべますか?

う~ん。やはり味噌ラーメンかな。あと海鮮系だね。札幌は道内各所から良い食材が集まってくるって聞いたことがあるし!あとは、寒さと雪!

試される大地と道庁がPRするぐらい、気候が厳しい北海道ですが、道庁所在地の札幌も例外ではなく、冬は氷点下の気温と降り止まぬ雪に見舞われる土地となっています。

実際、札幌の冬期は雪や氷点下の気温などで路面がアイスバーンになったり、積雪が有ったりで車速が低下し、スムーズな道路交通の妨げになっていることも珍しくなく、渋滞も多発しています。

 

じゃぁなおさら都市高速が必要なのでは?

確かに有料でしっかりと整備される都市高速があれば、夏期を中心に、より円滑な道路交通を作り出せたでしょう。

しかし都市高速ってどういう構造で造られているかがカギになるのです。

一般的に都市高速は高架で一般道の上空に造られています。

一般道の上空にあるという事は、雪や強風などの悪天候をモロに受ける事になり、除雪時には通行止めなどが予想されるほか、そのランニングコストも膨大なものとなることが考えられています。

 

でも、最近は地下トンネル形式も増えてきているし、効果に拘る必要はないんじゃないの?

確かに、地下トンネルもありますが、一般的になったのはここ10年~20年くらいですし、高架以上に費用がかかるシロモノなのです。

それに、札幌はそんな無理して都市高速を造らなくてもいい理由があるのです。

北海道の街にいえることですが、中心部には京都や大阪に代表されるような基盤の目状になっており、渋滞ポイントがそもそも少ない構造となっています。

その構造を利用して、南北を「条」、東西を「丁目」で表しており、地名などを覚えずとも行きたいところにいける、といった一度仕組みを理解すれば大変分かりやすいスタイルとなっているのです。

例えば、札幌道と創成川通が交差する交差点は「北33東1」となっています。

さらに函館などの南側の街以外は、明治時代以降の開拓で造られた新しい街であり、道幅も広めに造られていることが多いです。

 

つまりそういった側面からも渋滞が少ないんだ!

じゃぁ、永遠に札幌には都市高速が造られないって事?

永遠化は分かりませんが、少なくとも当面は造られることはないそうです。

札幌市、創成川通地下トンネル整備計画がある?

ただ札幌市としても都心部の道路交通網の弱さは認識しているようで、世界都市としての魅力と活力を創造し続けていくためには、道内各地や空港、港湾などからのアクセスを強化する必要があるということで、札幌駅付近から札幌道の札幌北インターまでの約5キロに関して、創成川通の地下アクセス道路を整備する計画を打ち出しています。

地図で言うと黄緑色のラインが創成川通です。

上下4車線で、料金形態や完成時期はまだ示されていないけど、これが札幌の都市高速的なポジションになるんじゃないですかね。

この道路が今後伸ばされていくのかどうかは不明ですが。

札幌の交通網にそんな事情があったなんて、知らなかった!

他にも、人口が多いと言っても市域が広いので密度はかなり低かったり、いろんな事情があるみたいです。

結論、都市高速が必要ないって事は、それだけ完成されたネットワークであるってことでもあるので、むしろ良い事だと思います。

コメント