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日本の高速道路料金は高いし有料なのはなぜ?世界と料金比較!

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今回は皆の悩みの種でもある高速料金について記述していきます。

今回は高速道路のお金の話で、日本と世界の高速料金の比べていきたいと思います。

では、早速詳細を見ていきましょう!

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新直轄方式で無料道路も増加傾向に!

ご存知の通り、日本の高速道路は基本的に通行料金が取られます。

これは基本的に建設や維持は高速道路会社が主体となって行うためであり、その建設費や維持費を賄うために、利用者に利用料を負担してもらう、というシステムになっています。

ただ最近は高速道路会社では無く、国土交通省が建設を担う「新直轄方式」というスタイルも、地方を中心に増えてきています。

これは国が建設や維持を行うので、一般国道と同様に無料で開放されます。

これにより、採算の確保が難しい地方路線の設備を迅速に進められたり、無料とされることで、開通後の効果を従来よりもアップさせることも出来ます。

この制度は飽くまでも、高速道路会社による整備を補完するためのもので、それ以上の何物でもありません。

要は、儲かりそうなところは自前でやって下さいってことです。

高速道路の整備にはお金が掛かりますからね。

諸外国の高速道料金は無料?

ではなぜアメリカには「FREEWAY」って名前の通り無料で走れるのに、日本は有料道路なのでしょうか。

理由は様々ありますので説明していきます。

まず、高速道路が基本的に無料(一部のみ有料)な国を挙げてみます。

  • アメリカ
  • カナダ
  • ドイツ
  • スペイン
  • イギリス
  • オーストラリア
  • シンガポール

これは代表例ですが、欧米を中心にかなり存在しています。

先述の通り、アメリカなんかは無料の代表例ですよね。

私も実際、アメリカの高速道路を走ったことがあるのですが、渋滞対策で有料の優先レーンがあったりニューヨークなど、一部の都市部への車の流入を抑制するために橋などをあえて有料にしている場所といった特殊な事情があるところ以外は基本的には何km走っても無料でした。

いったいなぜアメリカは高速料金が無料なんでしょうか?

1950年代、第二次世界大戦が終戦してまだ間もない頃、戦勝国でもあるアメリカは強大な経済力を持っており、次々と無料の「州間高速道路」を建設していきました。

また、アメリカはハワイなどの一部領土を除いて基本的に大陸に存在し、平地などが比較的多い土地柄です。

つまり、

  1. お金があった
  2. 土地柄も向いていた

ということになります。

高速道路が無料の国は経済的に豊かだったり土地が平たんだったりする場所が多いです。

なぜ日本は高速道路料金が有料なのか?

でも日本もGDP世界第三位の経済大国ですし、地形は険しいとしても、高速道路を無料に位できるんでは?と思いますよね。

2009年頃に、時の政権が本当にやろうとしていましたけどね。(笑)

単純に可能か不可能かで言えば、現代の日本でなら国費で賄えば可能でしょう。

ただ、日本に高速道路が初めて誕生したころの話だと、また別です。

日本初の高速道路、名神高速が開通したのは1963年です。

名神高速の建設が始まったのは、1957年の事でした。

まだ敗戦から10年ちょっとしか経っておらず、経済的には貧しかったのが事実としてあります。

経済が発展していくのを待つのか?有料道路にして今すぐ作るか?選んだのは後者でした。

そして、世界銀行など様々な所から融資や援助を受けて、日本初の高速道路は作られることになりました。

有料としてお金を取られるのは、今の利用者目線だと嬉しくはない事ですが、元々「道」をそこまで重視してこなかった日本で、復興と経済成長の為に道路を作っていくとすると、もし当時が有料であったとしても高速道路を建設するという手段を取らなかったら、現代の日本の「様々な所に高速道路が張り巡らされている」というような、今日の状況には至っていなかったでしょう。

また現代においても、地形が険しかったり災害が多い・地価が高いなど様々な要因から高速道路は引き続き、基本的に有料とされているんです。

道路建設には不向きな土地柄という事になります。

耐震基準なんかもかなり厳しいですし、、、

とはいえ、その辺の安全対策などを疎かにするわけにもいかないですし、日本で有料道路性が敷かれるのは、ある意味仕方ない部分もあると個人的には思います。

日本と諸外国の高速道路料金を比較したら高すぎ!

しかし、日本は高速道路料金が尋常になく高いんです。

諸外国の有料道路の料金水準表なのですが、1キロあたり10円未満なのです。

  • アメリカ:4.8円/km
  • フランス:7.8円/km
  • イタリア:5.8円/km
  • スペイン:9.0円/km
  • ポルトガル:9.0円/km
  • 韓国:5.0円/km
  • 中国:4.0円/km

因みに上記の国の中でアメリカとスペイン以外は基本的に高速道路が有料の国です。

アメリカは先程述べたように主に都市部などで、スペインはカタルーニャ地方などで有料となっています。

では、日本はいくらぐらいなのか?

日本:24.6円/km+ターミナルチャージ150円

ターミナルチャージというのは、鉄道で言うと「初乗り運賃」のようなものです。

このように諸外国と比較して、圧倒的に高いのが日本なのです。

つまり、日本で高速道路を大体100km走ると、約2500円ほどの高速道路料金が割引などが無い場合、徴収されるという事になるのです。

さらに、東京近郊や大阪近郊のエリアは大都市近郊区間ということで料金が加算されたりします。

東海北陸道の飛騨トンネルなど、一部の長大トンネルも加算運賃が設けられています。

例えば、平日に東京ICから御殿場ICを利用した場合、83.7kmの距離を走ることになるのですが、高速料金は2680円になります。

これは、東京から厚木間が「大都市近郊区間」に含まれているから、という理由もあるのですが単純に考えて、80kmの距離を走っただけなのに、相当高いです。

まとめ

様々な理由があるのでしょうが、少し高すぎるのでは?という気がします。

外国人観光客の誘致に力を入れている昨今の状況を鑑みても、日本でレンタカーを借りて高速道路を利用した際に割高感を感じてしまうことはどうしても避けられないと思い割れます。

難しい問題提起ではありますが、もう少し値下げてくれたら嬉しいですね。

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